2022/05/19のこと

ここ最近インスタグラムで掲載している「ただただ木の塊を愛でる」シリーズが個人的にお気にいり。過去に使われていたモノという事も擽られる要因なのかな。

昨日は、倉庫の整理整頓を朝から実施。奥の部屋に残る木の塊を整理して製材するもの等を選別。荷運びは若い職人さんにお願いした。パワーが違うのよね、同じ元ラガーマンなのにこの差はなんなんだろ?明日からは選別した木のカット、プレーナー加工を行う予定。ストックヤードが満たされていく安心感。ここでも物売りの血がたぎる。やっぱり在庫の充実は大事だなと。

昼からは2階にある通称、「杜氏部屋」のござ関係の整理を始める。「杜氏部屋」、酒蔵時代はこの部屋で杜氏さん達が寝泊まりをしていたようだ。今となっては夕方以降は怖くて入れないけど。整理を始めたござ関連、昔はこれをパネル状にして天井に貼ったり、壁材として使用していたようだ。古いものだが雰囲気、作りは悪くないない。うん、新しい発見。

あしたは、納品もあるし昼からは三宮に行く予定。そして土曜日は通常休みだけど、耳付きの一枚板を見たいというご夫婦が来社予定。なので、対応をさせて頂く事にした。窓際にカウンターとの事だが、工務店にとった合板ベースのカウンターがとても高くてそれなら古材で!の展開。確かに合板の値段が上がりまくり。先々月の倍近いからもう。WalldDecoも無垢板だけでなく、合板の上に化粧をする施工も多いがこれだけ値段が上がるとコストカットにならんよねぇ。しばらくこの異常価格は続くんだろう。

あっちゅうま

知らぬ間に5月も半分終わっている。いや、今年の3分の1も終わっているのか。4月からスタートしたWalldDecoも早くも1か月半が経している事になる。その間に色々なお客様とお会い出来たし、三田のBのKさんや宝塚のCのH夫妻、大阪からは5のHさんとKさん、BのIさん、RのIさん。・・・誰か分からないよね。笑 でも良いのだ。これは歩み始めたWalldDecoの記憶なのだから。

あと、倉庫をごそごそしていると古の記憶との出会いも多い。元々、気になっていた民具や農具に加え少数民族の布なども発見。これを正しい形、方法で世に伝えていくことが大事。そういえば、「届くべき所へ届ける。」格言も頂戴したなぁ。心に染み入る初夏の夕暮れ。写真はインスタグラムにも掲載した古材のシャーシの断片。元の役割を終えた木材が東南から日本・兵庫・西宮で眠っている。いやいや、あんたは眠っている場合じゃないぜ、WalldDeco‼ 人生は、あっちゅうま。

家族愛

昨日はご夫婦のお客様が2組と御一人で来られた方が1名。ご夫婦のうち1組は奥様が作られているバッグを自宅のショールームで販売されるための什器を作られるそうで部材を選んで頂き、こちらでカットしてお渡しをさせて頂いた。間に奥様の作られるバッグの写真を見せて頂いたが、レザーとファーのコンビの小ぶりなバッグ、チェックのファブリックを使用した物など、春らしい気候も相まって僕の乙女心をズンズン刺激してきた。そんなバッグが並ぶ什器を旦那様が作成されるそう。素晴らしい。4月末の完成を目指して励まれるそうだ。西宮の酒蔵通りから応援しております。出来上がった写真見たいなぁ。あと、シンカリオンの事も勉強してお子さんとも仲良くならなくては。学ぶことがいっぱいだ。

お二組目のご夫婦は、自宅のキッチンの戸棚を外したのでそこに付けるいい感じの棚板を探されているとの事。長さ、厚さ、重さ、雰囲気を想像して選んでいただいたのはローズウッドの板材。長さが3メートル弱あったのでこちらでカットしてお渡しをさせて頂くことに。加工の時間はお二人でホームセンターへ行かれたとの事で漆喰の下見をされたと伺った。我が家も漆喰を塗った事等、プチ情報交換を。その他にも籠や蒸籠、小さな板材をお買い上げ頂いた。こちらも旦那様が棚板の取付をされるそう。素敵なキッチンが出来上がりますように。西宮の酒蔵通りから応援しております。4月の西宮は家族愛が咲き誇ってます。

写真は4月から片付けを始めた事務所入り口の棚。ストックルームに転がる柱の頭部分を並べてみた。素材としての古材も良いが人の手が入り、一度朽ちた物も良いなぁと思う。あと少しは余りが有ったので埃・泥を落としてみようと思う。置物として使ったり、ブックエンドに使ったり色々と使えそうだと個人的な妄想も膨らむ。右上のプロペラ的な物は何なのか不明。調べておきます。

ウォールデコ

ウォールデコは、兵庫県西宮市浜町の歴史ある酒蔵を改装した倉庫を拠点に、東南アジアの生活のなかで使われていた古木、古材、民具と、それらを加工して作る家具や雑貨を販売しています。

今は古材を使った、家具製作やインテリア施工が主業ですが、ウオールデコ、雑貨も凄いんです。

牛舎の車輪やライスパドル、臼、ボート、民家で使われていた屋根材、柱、中には「これ何?」的な物も。同じアジア、木の文化を持つ日本と東南アジアではこうも違うのかと強く思います。なんと言いましょうか、健康的なんですよね。細かな事ではなく機能の為の本質だけを抽出した造形。人間的な力強さをすごく感じてしまいます。ぼく個人はヨーロッパやアメリカ、日本の家具やインテリアも好きで、自宅もイームズ、カリモク、ラダラックス、雑貨類もイッタラ、スエキセラッミクス(ブランドの終了悲しいです。)日本の民藝、アフリカのバケツや布と何でもミックスして楽しんでいます。そんなカオスな我が家にもウォールデコのライスパドル、手臼が最近加わりました。まだ、部屋内での居場所は決まっていませんが、東南アジアの民具が持つパワーを発揮してくれるのかなと期待しています。

今のウォールデコはオリジナルの家具や什器など、法人様とのお仕事がメインとなりますが、今後はウォールデコの在庫(10万点‼)から、選りすぐりの商品を色々な方に見て頂けるよう準備をしていく予定です。そのためにも、現在ご注文を頂いている方のために心を込めて製作をしていきます。しばしお待ちください。

はじめまして。

4月1日より再始動を始めましたウォールデコです。このNEWSページでは施工や工事の様子、商品情報や営業に関する連絡をしていこうと思っています。慣れない点もありますが、皆様との接点の一つになったらいいなと。どうぞ、よろしくお願いします。

にしても牛可愛いなぁ。

写真の勉強もしなければ、やる事いっぱいです。